【税別100円】電子レンジで湯豆腐が美味しく作れるのか試してみた!

2回目の非常事態宣言が発出されて2週間になろうとしている昨今、いかがお過ごしでしょうか?
昨年の非常事態宣言が出る前後頃に【新型コロナ外出自粛企画】と銘打って色々と記事を書いてみたが、流石に2回目ともなると、我が国の政府ならびに政治家や官僚はバカなん?としか言いようがありませんな。反省無きところに進歩が無いように、新型コロナどころか、戦後70余年を経ても政府を筆頭に政治家・官僚・国民揃って進歩が無いようだ。
無駄な批判はともあれ、色々とお寒い昨今、温かい湯豆腐をつつきながら熱燗を傾ける風流な心の余裕は欲しいものですな。

今回も(?)税別100円かつ日本製湯豆腐電子レンジ調理器を使うから、湯豆腐と言っても料理童貞料理処女でも簡単に作れるので安心して欲しい。

さっそく作ってみる!

まずは容器とフタをキッチンキチンと洗剤で洗っておこう。

作り方は簡単で、パッケージに作り方の説明が書いてある。
材料その他はこの「湯豆腐の作り方」を参照すれば良いだろうが、私流の簡単な作り方をお教えするので、ぜひ本稿を穴が開くほど読んでもらいたい。

材料はシンプルにカット白菜と豆腐1丁のみである。
地域差はあると思うが、スーパー等でカット白菜は1袋100円(税別)前後だし、豆腐(私は木綿派だが絹ごしでも良い)は安いお店で1丁50円(税別)前後で買えるだろう。私の場合は近くのドラッグストアで写真の豆腐が1丁29円(税別)で買えるので、材料費は安く済むのだ。

1. 容器に具材を並べる

まずは豆腐を切るところからやろう。

手に豆腐を持ってサッと水道で水を流し、手に持ったまま赤線のように半分ぐらいの所に包丁を入れて切る。

次に赤線から右側半分ぐらい青線あたりの所に包丁を入れて切る。

さらに赤線から左側半分ぐらい緑線あたりの所に包丁を入れて切る。

そして今度は赤線のように半分ぐらいの所に包丁を入れて切る。

次に赤線から上側半分ぐらい青線あたりの所に包丁を入れて切る。

さらに赤線から下側半分ぐらい緑線あたりの所に包丁を入れて切る。

要するに、手に豆腐を持って上下左右方向に半分ずつぐらいの場所に包丁を入れて切れば、写真のようなサイの目状に切れるのである。
あん?手が小さいからまな板に豆腐を置いて切りたい、だと?・・・やってみれば?まな板だと切りにくいし、容器に移す時に豆腐が崩れまくり、激しく後悔することになるであろー(笑)。
手のひらより豆腐が大きいのなら、パックの中で豆腐を半分に切ってから手のひらに乗せ、上述の手順でサイの目に切れば良いのである。

豆腐(1丁)を切り終えたら、写真のように容器に入れる。

次にカット白菜を写真のように容器の空いている部分に袋の半分ぐらいをブチ込めばOKだ。

2. 水またはお湯を入れる

一応、容器の内側に「水位線」があり、そこまで水またはお湯(説明によれば500cc)を入れれば良いのであるが、パッケージの「湯豆腐の作り方」では先に容器に具材を並べるところから説明しており、実際に先に具材を入れると容器の「水位線」なんぞ見えるワケがない
これは明らかに説明のミスなので(IT業界では仕様バグとも言うが)、計量カップをお持ちなら500ccの水またはお湯を入れれば良いが、実際は面倒なので写真のように適当に水を入れれば良い
豆腐や白菜から水分が出るので、あまり多めに水またはお湯を入れない方が良いだろう。本稿ではお手軽に水を入れて作ることにする。

3. フタをしてレンジにブチ込む

フタをするとこんな感じで、写真では分かりにくいが、フタにはちゃんと穴が空いている。

レンジの設定時間は、水の場合600ワットのレンジで10分となっており、お湯の場合だと600ワットで7分だ。
私のレンジは700ワットがデフォ(初期値)だが、コレだと7分以上の設定が出来ない仕様なので、一旦6分チンしたら追加で4分チンするようにしている。

番外 熱燗とつけダレを用意する

これは本来の手順(パッケージの説明)にないので、任意でやりたい人は参考にして欲しい。
レンジが仕事をしている間に、日本酒の熱燗を用意しておこう。

私の場合は20年ほど前から、写真の「酒燗器 温くべー冷やべー」(ぬくべーひやべー)を愛用している。写真では分かりにくいから、製品パッケージで説明しよう(古いので煤けているが)。

実はコレ、徳利の部分に日本酒を入れて本体にお湯を入れておけば、日本酒を温かいままお燗が楽しめるスグレモノなのだ(夏に冷酒を楽しみたい場合は、本体に氷水を入れれば徳利の日本酒を薄めることなく、冷たいまま冷酒が楽しめる)。
具体的には片手鍋に水を適当に入れ、日本酒を入れた徳利を片手鍋ごとコンロで火にかける。水が沸騰するとともに徳利の中の日本酒も熱燗になるから、頃合いを見てコンロの火を止め、片手鍋から徳利を移動し、熱湯を「酒燗器 温くべー冷やべー」の本体に入れる。その本体に徳利を入れて合体すれば熱燗のまま日本酒が楽しめるのである。
さて、レンジとコンロが仕事をしている間に、湯豆腐のつけダレを用意しよう。

これは好みでしかないが、私の場合は刻みネギと、かつお節を薬味にする。
写真のように、私の冷蔵庫には刻んだネギとかつお節が常時スタンバイしているので、それを使う。

写真のように「とんすい」(ちなみに漢字では「呑水」と表記する)に刻みネギとかつお節をケチることなくブチまけ、その上にポン酢をブッかける
最近は黄色いポン酢(文字通り「ポン酢」のみで醤油とか入ってないヤツ)が、地元のスーパーその他で見かけない。個人的には黄色いポン酢に醤油を入れて好みの味加減にするのが好きで、湯豆腐を食べ進めるとどうしても「とんすい」内のつけダレが薄まるから、追いポン酢や追い醤油をしたいのである。
ところが肝心の黄色いポン酢そのものは「問屋にはあると思うんですけど、そう言えば最近見かけないですね。入荷しても最近の人は知らないからなぁ」(地元某スーパー仕入担当・談)とのことだ。
まったく、実に残念な世の中になってしまったものだ。

4. レンジから取り出す

10分後にレンジから取り出すと、こんな感じ。

写真のように湯豆腐にお誂え向きな穴あきお玉をセットすれば、湯豆腐への臨戦態勢が完了する。

豆腐の大きさが分かりにくいと思うので、穴あきお玉で豆腐を掬ってみるとこんな感じのベストサイズ(笑)であることが分かるだろう。

酒燗器 温くべー冷やべー」付属のお猪口(盃)に熱燗を注ぎ、薬味をケチることなく用意したつけダレの「とんすい」に豆腐と白菜をダイブさせれば、「日本人で良かった!」としみじみ思うこと請け合いだ。

湯豆腐を楽しむ際にあると良いモノ

蛇足かつ余計なお節介ながら、レンジで湯豆腐を楽しむために「あると良いモノ」を紹介しておく。

まずは湯豆腐電子レンジ調理器が無くては話にならない。
近くのダイソーに行けば100円(税別)で販売しているので、直接ダイソーで買いに行くと良い。近くにダイソーがない場合は送料が割高だが、上記アマゾンその他の商品リンクから買うと良いだろう。

あると便利なのが穴あきお玉で、コレも日本製ダイソー100円(税別)で売っている。近くのダイソーで(以下、略)。

薬味のネギはどうするか?
ネギは好き嫌いがあるから何とも言えない部分があるが、湯豆腐で好きな人(私も含む)は大好きだし、食べ進めればつけダレの「とんすい」に追いネギをしたくなるのが人情だ。
湯豆腐その他を作るたびにネギを刻むのも面倒千万な話で、どうせなら一度にネギを刻んでおいて、冷蔵庫にブチ込んでおけば便利である(刻んだネギは水分をちゃんと切れば冷凍庫でも保存は可能)。
その刻みネギの保存に便利なのが、フタが立つしスノコ付きのこの保存容器だ。コレもダイソー100円(税別)で売っている。

薬味のかつお節はどうするか?
私が子供の頃は自宅にかつお節削りがあって、母がかつお節を削る時はニャンコどもを母から遠ざけるのが私の役目だったりしたが、それは遠い昭和の記憶になった。
現在では小分けしたかつお節のパックが写真の通り売られているから、コレを買うのも良いだろう。

ただし、湯豆腐を食べ進めるとやっぱりつけダレの「とんすい」に追いかつお節をしたくなるのが人情なので、それだと小分けパックでは物足りない
それにグラム当たり単価は小分けパックの方が高いのが経済学と言うものであって、どうせ買うなら徳用パックを買うのが良いだろう。

かつお節の徳用パックを買いたいものの、一旦封を切ると保存に困るし、使い勝手も良くない
そこで再びダイソー商品が役に立つのだが、写真のような保存容器があると、フタが立つ上に重ねて保存が可能なので、かつお節の徳用パックを入れて冷蔵庫で保存するのに向いている。
かつお節を使いたい時にフタが立って任意の量を取り出しやすいので、非常に便利だ。

そして熱燗に便利な「酒燗器 温くべー冷やべー」だが、どうやらアマゾンでは品切れ(執筆時点)のようだ。
調べてみたら、楽天で取り扱いがあったので紹介しておく。
夏冬関係なく冷酒と熱燗が楽しめるので、個人的にオススメの逸品だ。

おわりに

本稿のタイトルを「電子レンジで湯豆腐が美味しく作れるのか試してみた!」にしたが、実は昨年12月から本商品湯豆腐ライフを楽しんでおり、毎週末は湯豆腐に熱燗で一杯やるといった塩梅だ。
私のようなアル中お酒が趣味の人間は、今でも放っておくと一晩で一升酒に及ぶのだが(だから普段は水のウイスキー割りを呑んでいる)、湯豆腐電子レンジ調理器のお陰で超絶お手軽かつ無限に湯豆腐と日本酒を楽しんでいる
勢い安酒に手を出すが、日本酒でもパック酒で安いのを買う場合、ひとつだけコツがある。必ず原材料を確認し、「糖類(調味料)」が入っていないモノを買うべし
どうせ熱燗で楽しむのなら、日本酒一升で1,000円ぐらい高かろうが安かろうが、そんなに差はない。しかしながら、1,000円未満(税別)の日本酒だと「糖類(調味料)」が入る入らないの200円ぐらいの差が大きい。悪酔いしたくなければ、200円ぐらいの差なら高い方を買う方が良い
それに戦後からの日本酒は三増酒なのだから(厳密に言うと現在ではちょっと違うのだが)、よほど良い地酒を安く買わない限り、家庭で晩酌する程度の酒なんぞ大差なんてないものだ。
・・・ともあれ万事がこんな調子だから、もっと早く記事にしたかったため、ちょこちょこ写真を撮ったり(わざわざダイソーに行ってみたり)して画像を用意していたが、世事や自分のやりたいことの優先度から、ズルズルと記事化するのが遅くなってしまった。それと何ぶん呑むと止まらない人なので、「今度でいっか」(ダメなアル中の典型)と先延ばしにしてしまっていたのであった。
最後に、、湯豆腐と言えば、私の父は秋田生まれの秋田育ちのせいか、私よりも輪をかけた酒豪かつグルメな人であったため、母に命じて昆布から出汁を取った湯豆腐で一杯やるのが好きだった。それも今の時期旬な鱈の切り身を入れ、人間が古く鶏卵を貴重だと思っている世代でもあったので、半熟卵までを湯豆腐に入れて楽しんでいた。
半熟卵はいささかやり過ぎだが、よく母が「これって鱈ちりだよね?」と笑っていたのを思い出す。
若い頃に父を亡くし、どこかで父を尊敬しながらも、母が存命中は「お前は本当にお父さんにそっくりだ」と言われるたびに反発していた。今やその母も亡くしているが、やはり私は父の子で、そして母の子なのかも知れないと、湯豆腐をつつきつつ独り熱燗をやりながら、感慨にふける今日この頃である。

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