先日、PukiWiki用スパムフィルタ対応コメントプラグインをバージョンアップしてリリースしたが、「絵文字入力が出来るなら、画像も貼れたら尚いいよな」と思い直していた。
いや、それよりも先にPukiWiki用レスポンシブデザイン対応サイト内検索プラグインをバージョンアップし、検索結果をGoogleのようなサーチエンジンライクにしないと、PukiWikiを知らない普通の人は使いにくい。
暫定でテスト運用しているPukiWiki改造普及活用計画のQ&A掲示板にも、「単語検索でなく、ページ検索にしたい」という投稿があったから、PukiWiki標準のsearchプラグインでは仕様的にダメだと(私だけでなく)思っている人がいるということだ。
searchプラグインの仕様的なアイデアはある程度固まっているが、いかんせん「検索結果をどう表示するか」に関しては、うまいアイデアが思いつかない。
それに最近はPukiWikiのライブラリやプラグイン開発を優先しているため、ロクに記事を書いていないのでテキメンにPV数とその収益も落ちているから、そろそろちゃんと記事を書かないとダメだ。
そもそも、書きたい記事ネタが無いワケではない。
例えば先日読了したが、坂口安吾の未発表(未発見)作品が発見、出版となった『残酷な遊戯・花妖』について書きたいし、市丸利之助についても書きたい。
ネット詐欺師やファンビジネスに関しても書きたいネタはあるのだが、PukiWikiのプラグイン開発を含め、何故かどれも「よし、やるぞ!」という強い意欲が湧かず、モヤモヤしている(疲れてんのかな?)。
そんな折、何となくYouTubeを彷徨って動画を観ていたら、Channel AJERで『[追悼番組]四宮正貴様を偲んで「真正保守とは」(前編)』(後編もある)の動画を見て驚いた。
すぐに新聞社のネット記事がないか探してみたがどこにも記事はなく、代わりに次の記事を知った。
記事を書いたブログ管理人は日本の心を学ぶ会を主催されており、その会で故人とは親しい間柄だったようだ。
私個人は四宮正貴氏と面識があるワケでもないし、その活動について知るところは少ない。
年明けにある方から『伝統と革新 37号』を献本され、隅から隅まで時間をかけて読んだのがキッカケで、この雑誌の責任編集者である四宮正貴氏を正しく認識した次第だ。
この雑誌は執筆陣もスゴイが、その内容も激しく良いモノばかりで、非常に勉強になった。
ネットにはどこにもこの雑誌の目次がないようだから、氏の追悼の気持ちを込めて書いておく。
特集 皇室は危機にさらされているのか? -占領憲法と政治家・官僚の軛の下に置かれた皇室- 巻頭言 憲法の根本問題 | 四宮正貴 |
時事インタビュー 守ろう領土・主権・海洋国家 -北方領土・竹島・尖閣諸島と憲法改正について語る- | 有村治子 |
新政権が抱える宿題 -アジア外交と憲法改正、そして皇位継承への道づくり- | 長島昭久 |
インタビュー 安倍政権から菅新政権への課題 -激変する世界で戦略的外交を発展させ、皇室の存在を確固たるものにせよ- | 田久保忠衛 |
天皇のあり方の本質を踏まえない憲法論議は方向性を誤る | 高乗正臣 |
聞き書き 男系の皇統維持のため、旧宮家から男子を養子に | 百地章 |
皇室祭祀の位置付けを巡って | 茂木貞純 |
佐藤優の視点 村上正邦先生を偲んで -南朝の里を訪ねた思い出- | 佐藤優 |
日本国憲法と題する文書と天皇を戴く我が国の精神と國體 | 西村眞悟 |
『天皇の制度と日本共産党の立場』(志位和夫著)を読んで | 筆坂秀世 |
世界の中の天皇 | 田中英道 |
武漢コロナウイルスで見えた我が国の独自性と今後の課題 | 永江太郎 |
なぜ「天皇の永続」を願うのか~世界の視野から | 東郷茂彦 |
菊と刀の栄誉が最終的に帰一する根源が、天皇である ~天皇と三島由紀夫についての一考察~ | 荒谷卓 |
御歌所の再興と令和の「勅撰和歌集」撰進 | 中澤伸弘 |
三島由紀夫と天皇論 | 玉川博己 |
「和」を支へる「承詔必謹」の道理 ~その歴史的背景と現代的意義 | 金子宗徳 |
連載 『やまと歌の心』 | 千駄木庵主人 |
連載 <石垣島便り31> 東南アジア戦没者慰霊に思う | 中尾秀一 |
連載 保守を任じるも「ハレ」と「ケ」がわからなくなった現代の位相 | 木村三浩 |
連載 「憂国放談」第八回 コロナ禍に問われる日本人の死生観 | 犬塚博英 |
私は『伝統と革新 37号』という雑誌の存在すら知らず、その執筆者の半分以上を知らないのだから、今更ながら自分の無知と不勉強に臍を噛む思いだ。
雑誌の巻頭言によると、四宮正貴氏は生前「萬葉古代史研究會」を主催されておられたので、機会があればぜひ一度参加し、教えを請いたいと思っていたが、それは永遠に叶わぬ希望となってしまった。
前出のブログでは、4月25日に「四宮正貴先生追悼集会」を予定していたようだ。
ところが何というタイミングか、ちょうど緊急事態宣言が発令ということになり、追悼集会は延期になってしまった。
また、氏の逝去により『伝統と革新 38号』(たちばな出版・2021年04月15日発行)を最後に、『伝統と革新』は休刊が決定したようだ。
私はまだ『伝統と革新 38号』を購入していなかったので、早速Amazonで購入した。
四宮正貴氏から直接教えを請うことが出来ない代わりに、『伝統と革新』のバックナンバーを入手し、少しずつ勉強を進めるつもりだ。
残された者の責務として、故人の意思を少しでも引き継げたら、と思う。
そんな一日だった。(´ー`)y-~~oO
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