ゆえあってバイク屋に預けていた愛車が都合により戻って来たのだが、最悪なことに先日の台風19号によって、バイクカバーがビリビリに裂けてゴミになってしまった。
私の場合はバイクを外に置かざるを得ないのだが、かと言って雨ざらしにしておくワケにも行かず、防犯上からも早急にバイクカバーを購入する必要に迫られたので、悩みがちなバイクカバーについてレビューかたがた記事を書いておこうと思う。
バイクカバーを選ぶ基準について
最近は単車用のバイクカバーで5千円未満のモノだと、ほとんどが中華製のようだ。日本メーカーのブランド(?)でも、製造がチャイナなのは普通にある。
それにバイクカバーの場合、バイクの大型専門店であってもそんなに品揃えはなく、それに高いのが一般的だったりする。バイクの走行やドレスアップに直接関係しないし、整備にも直結しない商品なので、致し方ないとは思う。
勢いアマゾンでバイクカバーを選ぶことになるが、これが選べないほど似たような金額で似たような商品が多数あるので、購入の際に困るのが実情だろうと思う。
私の場合は次のような基準でバイクカバーを選んで購入し、使っている。
- カバーのサイズは多少余裕を見ておく
- カバーの中央に飛散防止のベルト(バックル)がある
- 実売で4千円前後
- 2年程度は使えるモノを基準にアマゾンのレビューを参考にする
住んでいる地域や住宅事情、それに個人の考えによってバイクカバーの購入基準は違うと思うが、ひとつの基準として参考にしていただければ、と思う。
バイクカバーは保って2年か
私の愛車(ZX-4)はタンクの中央にシガーライターソケット+USB充電器を装着しているため、
カバーの経年劣化もあるだろうが、画像の通り今回の台風でシガーライターソケット+USB充電器付近から裂けてしまった。|||orz
それでも約2年近く使えたので、金額を考えれば保った方なのかも知れない。
Active Winner バイクカバー 丈夫な厚手生地 撥水 UVカット 風飛び防止 鍵穴付 (LLサイズ, BLACK (黒))
私が購入した時と金額や製品が全く同じではないかも知れないが(製品が改良されていたり、金額が違う場合がある)真っ黒だったカバーは2ヶ月を経ずして見る見る色あせてしまい、それに比例して撥水性能も極端に低下した。
ちなみにアマゾンの注文履歴を確認すると、2年ほど前に4,350円で購入している。
前述の購入基準の2.で挙げた通り、カバーの中央にバックルベルトがあったため、今回の激甚災害に匹敵する台風であってもカバーが飛散するようなことはなかった。しかし、画像の通りシガーライターソケット+USB充電器付近に余計な力が加わったのか、裂けてゴミと化してしまったのである(被災された方々に比べれば、この程度で済んだのだから遥かに幸せではあるが)。
すぐにバイクカバーを購入するにしても、カバーが裂けたままにしておくワケにも行かないので、ゴリラで愛用していた自転車用ロープを探し出し、画像のように応急処置をしておいた(リアの荷物フックに引っ掛けてぐるっと巻き、先端のフックをスタンドに引っ掛けておいた)。
おニューのバイクカバーやいかに?
やはりアマゾンで商品を検索してはレビューその他を見て悩んだ結果、次のバイクカバーを購入した。商品説明の「2年間補償」が決め手であった。
前回購入したカバーより1,500円以上も安い上に、サイズも若干大きい(前回はLLサイズでちょうど良かったが、今回は3Lしかサイズがない)のが気になるところではあるが、応急処置のままにしておくより遥かに良いだろう。それに、時間をかけてじっくり悩むほどの金額でもない。
日曜日に届く予定であったので、PukiWikiのアフィリエイトプラグイン開発をどうしようかアレコレ悩んでいたら、注文したバイクカバーが夕方近くに突然届いた。
ちょうどアイデアが煮詰まっていたので気分転換も兼ねて、カバーの交換とブログ記事にしようと思いついた(渡りに船の現実逃避)。
本当は洗車してワックス掛けしてキレイにしたいところだが、時間的に黄昏時に近く、天気予報は雨になるようなことを言っている。せめて洗車用のウエスで汚れを拭き取っておこうと、画像のような状態にしておいた。
ZX-4はカワサキの古い400cc水冷マルチにしては小柄かつコンパクトで、下手をするとちょっと前の大柄な250ccと大差ないか小さいぐらいの車格だ(そこが気に入ってもいる)。
おニュー(死語)なバイクカバーをかけてみると、やはりサイズ的にブカブカだが、「大は小を兼ねる」から、良しとしよう。
ゴミと化したカバーと比較して、商品説明とレビューにあったような「生地の厚み」があるとは思えないが、画像のように裏地からして期待できそうな気がしないでもない。
全体的に見てみるとブカブカな感じではあるが、前後に反射ストライプが4つ付いているのは良いと思う。毎回思うことではあるが、バイクカバーに収納袋が付属しているのはいいけど、私のようなガサツな人間がキレイに畳んで収納できるとでも思っているのか?(゚Д゚)ゴルァ!!
このバイクカバーでポイントが高いと思う点は、画像のように飛散防止のワンタッチベルトが付属している点だ。このカバーの場合は中央部分にワンタッチベルトがあるので、それだけでも飛散防止効果が高いが、さらにフロントの布製チェーンロック穴にこのワンタッチベルトを通しておくことで、さらなる飛散防止効果が得られる。
私の場合は防犯のためU字ロックで施錠するが、自宅敷地内の車庫等でU字ロックやチェーンロックをかけるほどでもない人は、このワンタッチベルトが役に立つだろう。
一般的なバイクカバー同様、フロントとリアはタイヤを包む形でゴムにより絞られるので、私の場合は車体よりカバーが大きい分、余計に防塵・防雨・防雪効果が期待できそうだ。
なお、今回は前回の反省を活かすべく、防水スプレーもついで買いしておいた。
カバー全体に防水スプレーをしていたのでは何本あっても足りなくなるため、カバーの縫製部分を重点的かつ満遍なくスプレーし、残りを水が溜まりそうなタンクからシートにかけてスプレーしておいた。
その内にカバーの撥水効果が薄れるのに比例してカバーの色あせが発生すると思うが、防水スプレーをしておけば、しないよりかは良いだろう。これからは1~2ヶ月おきに防水スプレーをしておくのも、カバーを長持ちさせる意味で良いかも知れない。
おわりに
私のように、賃貸暮らしで誰でも立ち入れる敷地の露天でバイクを駐輪させる場合、特に毎日の足として使っていない場合は特に、バイクカバーは車体の保護と盗難面で重要ではある。しかし、1~2万円もする高級品を買うとなると、やはり躊躇してしまう。
よもやZX-4などという、古い上にプレミアも知名度もないカワサキ車を好んで盗む好事家もあるまいとは思うが、過去に車のナンバープレートが盗まれた実績があるので、ハダカで置いとくワケには行かない。実際、ZX-4は今となってはほとんどタマ数がないので維持するのがかなり厳しいが、完全復活させるまでは今しばらく、大切に保管しようと思っている。
今回購入したバイクカバーが良い商品ならいいが、2年おきぐらいにアマゾンでバイクカバーを選ぶのは憂鬱だ。
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