太宰治

永島慎二に関する思索の断片

今どき「永島慎二」と聞いて ( ̄ー ̄)ニヤリ とするのは、私なんかより年長の、それこそ団塊の世代辺りではないのか?とは思う。 私が永島慎二のマンガに出会ったのは中学生の頃で、当時足繁く通った地元の古本屋であった。小5から松本零士先生のマンガを古本屋で買い漁っていたので、父の代から二代続けて通った古本屋も、今は昔の話となった。 私の人生を運命付ける太宰治の『人間失格』と出会ったのも古本屋で、カネは無 […]

坂口安吾による織田作之助の追悼文が70年ぶりに発掘

2019年の今年は太宰治生誕110年の年で、太宰治が生まれた6月19日に「生誕110周年」となる。令和元年の桜桃忌(青森県五所川原市の芦野公園にある太宰治文学碑前では生誕祭)が生誕110年のメモリアルイヤーというのは、太宰治ファンとして非常に嬉しく思う。 私は太宰治検定の委員でもあるので太宰治がイチオシなのは当然だが、坂口安吾についても今年は70年ぶりに発見があったので、それを書き記しておきたい。 […]

太宰治が身近に感じられたあの頃~『太宰婚』の感想に寄せて

たまたまお昼に荻窪のとあるライブハウスへ遊びに行くことになり、久しぶりにバイクを出すか、と思ったがエンジンがかからない。結局ゲタ代わりのスクーターで向かった。その後、お茶でも飲みにと思い、三鷹の古本カフェ・フォスフォレッセンス(以降、「フォスフォレッセンス」と略)さんへ向かったのだ。 入店するなり「今日は安吾忌ですね」と声を掛けられ、「あ!?忘れてた!」てなことになったのだが、店主の駄場さんが自費 […]

【実は愛国者だった】太宰治にとって「戦後」とは何だったのか?

先日の「憂国忌」当日、Twitterを見ていて思うことがあった。 圧倒的大多数が憂国忌を知らないか、三島由紀夫の単なる「命日」「自殺した日」ぐらいの認識しかないようだった。中には憂国忌だと知ってツイートをしている人も探せばいたが、かなり少数だったのは否めない。 Twitterにはあんなに愛国保守勢がいて、また反日左派勢がいるのに、どちらからも綺麗サッパリ三島由紀夫を忘れたかのようであり、私は驚きを […]